まるで松明(たいまつ)が燃えるがごとく、または花火のように花を咲かせる美しい花「タイマツバナ」。夏の花なので名が体を表していますよね。
「モナルダ / ベルガモット / ビーバーム」という3つの別名ももっている面白い花。
別名のうちのひとつ「ベルガモット」は、柑橘系のベルガモットオレンジとよく似た甘い香りがするから付けられたんだとか。
実際に嗅いでみましたが、甘く爽やかな良い香りがしました。
タイマツソウは、古くはアメリカの先住民がハーブティとして伝えて、アメリカ独立戦争時にお茶が足りなくなった時に代用品として重用されたんだとか。
ヨーロッパではハチミツの蜜源や牧草として利用されているようです。美味しいハチミツがとれることから「ビーバーム」という別名が付けられたそう。
乾燥させると香りが強くなることからポプリにも利用されます。
タイマツソウはなんとも有用な花(ハーブ)なのですね。
タイマツバナのデータ
花の名前 | タイマツバナ モナルダ ベルガモット ビーバーム |
何科? | シソ科 |
原産地 | 北アメリカ |
開花時期 | 6月~9月 |
花色 | 赤・ピンク・紫・藤・白・黃 |
タイマツバナは暑さに強いので夏の花壇を彩る花として人気があります。花火が散るように夏の間だけ咲いて散る花。匂いよし、風情良しの素敵な園芸花。
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