今回の「ツタ」は、各地の山野に自生するツル植物。壁面緑化の一貫か、ただ単にかってに伸びただけか、住居の壁などに葉っぱがびっしりと覆っている光景を見たことない人はいないことと思います。
これ葉っぱだけかと思いきやツタも花がちゃんと咲くんですよ!
別名「ナツヅタ」ともいいます。意外なことに在来種で、平安時代には、幹から汁を取り煮詰めて甘味料として使われていた記録もあります。現在では壁面緑化などに利用されていますね。
花の色は珍しい「緑色」。6月以降に開花しますので是非興味があればツタの裏側覗いてみてください。
ツタはどうやって壁面にくっついているかというと、ツタの「巻きひげ」と呼ばれている先っちょに吸盤があります。その吸盤で壁にがっしりとくっついています。
これまた興味があれば、葉っぱをめくってツルのから枝分かれしている巻きひげを観察してみてください。
ツタのデータ
花の名前 | ツタ(蔦) |
何科? | ブドウ科 |
原産地 | 日本 |
開花時期 | 6月~7月 |
備考 | 秋には紅葉します |
というわけで、実は夏に緑の花咲く「ツタ」を紹介いたしました。
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