アズキナシ – 晩春から夏に樹木に小さく白い花を沢山さかせる山の花

アズキナシの花

5月から夏にかけて樹木の枝先にたくさんの小さい白い花を咲かせる「アズキナシ」。

いつも抜け道として利用する山道で咲き始めていました。小さい花の花びらは5枚で触覚のようにつきでた雄しべが特徴的です。

ナナカマドによく似ていますが、葉っぱの形状が違うので区別はつきます。最近では庭木などに使われるようになったのか、宅地の庭でたまに見かけることがあります。

別名は「ハカリノメ」と言い、アズキナシの葉っぱにあるライン(葉脈)が規則正しく几帳面に並び、まるで「測りの目」のようにみえることからその別名が付いたそうです。

若干桜の葉っぱに似てなくもないな~と思うんですがいかがでしょう?

晩秋から冬にかけて、小豆サイズで果物の梨に似た形状の赤い実をつけます。ズバリこれが名前の由来で「小豆で梨の形=アズキナシ」です。オヤジギャグやん・・・。

アズキナシのデータ

アズキナシの花

アズキナシの花

アズキナシ(引き)

アズキナシ(引き)

花の名前  アズキナシ
何科?  バラ科
分布  日本全土、朝鮮半島、中国など
開花時期  5月~7月
備考  晩秋から冬にかけて
赤い実をつけます

今回は晩春から夏に白い花をたくさん咲かせる「アズキナシ」を紹介いたしました。

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