ゴールデンウィーク手前くらいから低木に大きな白い花を咲かせる「ナニワイバラ」。あまりバラっぽく見えないが正真正銘バラ科のナニワイバラ。
庭木でもみられますが、ぼくの住む地域では山野でもみられます。
ナニワイバラはツル性で、ギザギザの葉っぱで枝以外にも花の萼(がく)に棘がありバラの特徴があります。花はちょっとバラっぽくなく、ぱっと見一瞬白いツバキにまちがわなくも無い気がします。
葉っぱはバラらしく光沢があります。
真っ白い花は大輪で中央は鮮やかな黄色。とても美しい花です。
和名の由来は、江戸時代大阪の難波(なんば)の植木屋から広まった説と、同じく難波の商人が輸入して広めたという2つの説がありますが、どちらも大阪ネタなので「ナニワイバラ(浪速茨)」ということです。
因みに英名は「チェロキーローズ」とうって変わってお洒落(笑)
ナニワイバラのデータ
花の名前 | ナニワイバラ |
何科? | バラ科 |
原産地 | 中国、台湾 |
開花時期 | 5月~6月 |
備考 | 英名:チェロキーローズ |
今回は晩春から初夏に花咲く「ナニワイバラ」を紹介いたしました。
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