山歩きをしていて見つけた、まるで宇宙生物みたいな花。ふたつに分かれた葉の中央に花がある様なんかは蛾のようにもみえる。
この花の名前は「ナツトウダイ」。
名前に夏と付くわりには春に花を咲かせる変わり種で、秋には真っ赤に紅葉して、花の時期とはうって変わって非常に美しいという・・・やっぱり変わり種。多年草なので越冬します。
燈台の皿に似ているためその名がつけられました。燈台の皿とは、よく時代劇で明かりをつけるための油がはいった皿のことです。
春に人里でみられるトウダイグサと同じトウダイグサ科の仲間なので、名前の由来も同じようです。ただ、トウダイグサのように可愛げのあるディティールではないので・・・。
ナツトウダイは、トウダイグサと同じく毒があり、毒性も強いので口に入ったりすれば大変です。観るだけにしておきましょう。
ナツトウダイ(夏燈台)のデータ
花の名前 | ナツトウダイ(夏燈台) |
何科? | トウダイグサ科 |
分布 | 日本、朝鮮半島 |
開花時期 | 4月~5月 |
備考 | 有毒です(食べちゃいかん) |
個人的に、花は宇宙生物、葉を含めると蛾にしか見えない・・・そんな「ナツトウダイ」ですが、秋には鮮やかな色に紅葉します。山地に多いので見かけたらチェックです!
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