歩いていると道端に生えている黄緑色の葉っぱの雑草。「蛍光色かよっ!」ていうくらい明るい黄緑色は水々しくて雑草なのに・・・なかなか美しい色使いです。
そんな草の正体は「トウダイグサ」。
トウダイグサは、春になると、わかるかわからないかくらいの小さい黄色い花を咲かせます。目にも鮮やかな黄緑色の葉のインパクトが強すぎて花に気が付かないといった感じでしょうか。
たくましい雑草で本当にコンクリートやアスファルトからニョキニョキ生えています。
トウダイグサは漢字で書くと「燈台草」。燈台の皿に似ているためその名がつけられました。燈台の皿とは、よく時代劇で明かりをつけるための油がはいった皿のことです。ジャパニーズ燭台(しょくだい)みたいなもんででしょうか。
この草、毒があります。茎からでる白い液に触れると皮膚炎を起こしたり、やけどみたいな水疱ができたりするので摘まないで鑑賞するだけにしてください。
また、当然食べると口の中が炎症したりします。そこまでして食べないとは思いますが、少量なら食べてもお腹は大丈夫です。食べ過ぎると腹痛、嘔吐、下痢などの症状が出るそうです。
トウダイグサのデータ
花の名前 | トウダイグサ(燈台草) |
何科? | トウダイグサ科 |
原産地 | 日本 |
開花時期 | 4月~6月 |
備考 | 毒がある |
今回は、春の花「トウダイグサ」を紹介いたしました。
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