野原や田んぼのあぜ道、それから空き地などで春が近いことを教えるように咲く野草「ナズナ」。別名「ぺんぺん草」。
そのたたずまいはさながら「ミニマムな大根の花?」「ミニマムで花が白い菜の花?」という感じです。まあ、同じアブラナ科だからあたりまえか。
ナズナは、春の七草としてもお馴染みです。
花の下にある実の形が三味線のバチににていることから、別名:シャミセングサ(三味線草)と呼ばれ、更に三味線をひいた音が「ペンペン」ということから「ぺんぺん草」とも呼ばれるようになったそうです。
ぼくにとっては「ぺんぺん草」のほうがなじみある名称ですね。
葉っぱはハート型に見えませんか?
原産は、西アジアから渡って帰化した植物ということなのですが、その歴史は大変古く、弥生時代に麦と一緒に渡来してきたと言われています。
ということは紀元前から日本に咲いていたということになります。すげぇなこの子!!
ナズナのデータ
花の名前 | ナズナ |
何科? | アブラナ科 |
原産地 | 西アジアとされいます |
開花時期 | 3月~5月 |
備考 | 別名:ぺんぺん草・しゃみせん草 |
というわけで春の野草「ナズナ)」を紹介いたしました。
筆者も利用しているおすすめの花図鑑【PR】
道ばたや庭先、ちょっとしたハイキングなどで見かける草花、園芸植物の花を中心に、写真とイラストを多用して紹介。散歩中に持ち歩けるポケットサイズ。「この花、なに?」がすぐに解決できるよう、季節&色別の写真入り目次付き。花の特徴や似た花との見分け方など、写真ではわかりにくいことはイラストで解説。
画像を無断で引用・転載・複製利用するのはご遠慮ください。
コメントを残す