春になると野原や山野で、黄色く若干ニホンタンポポに似た感じの花を咲かせる野草。
この花の名は「オオジシバリ」。
漢字は「大地縛」とたいそうな字があてがわれています。花は3センチほどでしょうか。そっくりの花で「ジシバリ」という小ぶりの花もあるので間違えやすいです。
タンポポと違い1本の茎から枝分かれした先に複数のツボミをつくります。
別名は「ツルニガナ」と呼ばれニガナの仲間ですが、ニガナと違いあまり食べるものではないそうです。まあ菜っ葉系のお名前なので食べれないこともないのでしょうけど・・・
と思って探してみたら食べた勇者がいらっしゃいました。
バーニャカウダソースかけて生食したみたいです。ホント勇者だなぁ・・・。
名前の由来ですが、地表近くに茎を這わせて更に節から根を出して広がっていくさまから「地面を縛る・・・オオジシバリ(大地縛)」となった説が濃厚らしいです。
オオジシバリ(ツルニガナ)のデータ
花の名前 | オオジシバリ |
何科? | キク科 |
分布 | 日本全土、朝鮮半島、中国など |
開花時期 | 4月~5月 |
備考 | 別名:ツルニガナ |
というわけで今回は春に黄色い花が咲く「オオジシバリ」を紹介いたしました。
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