シュンギクは「春菊」という漢字の通り春に咲くキク科の花と思いきや、秋にも花が咲く、食用でもお馴染みの黄色い花です。
ツーンとした独特の香りと風味する大人向けの葉菜でしょうか。和え物や鍋、天ぷらなど古くから日本で愛される季節の食材です。
食材としてかなりハイスペックで、鉄・リン・カルシウム・ビタミン C・B1・B2 ・カロテンなどの栄養素を含んでいて、カロテンの量はホウレンソウ草に匹敵するらしいです。
花の色は、真っ黄色の1色と、濃い黄色と薄い黄色のツートンカラーがあります。ツートンカラーの方は、絵本に描かれる太陽みたいな可愛いデザインで、個人的にはそちらの方が好きです。
シュンギク(春菊)のデータ
花の名前 | シュンギク(春菊) |
何科? | キク科 |
原産地 | 地中海沿岸 |
開花時期 | 4月~6月(春咲き) 10月~11月(秋咲き) |
備考 | 欧州ではもともと観賞だったが 近年の和食人気の影響から 欧州でも徐々に料理に使われる ようになってきているみたい。 |
シュンギクは調べによると、「宋(960年~1279年)」の時代に中国へ流入して食用になったらしく、その後、日本へ伝わり栄養価の高い和食素材となっていったみたいです。
というわけで、今回は、黄色またはツートンカラーの春秋の花で鍋物や天ぷらにすると美味しい「シュンギク」の花の紹介でした。
画像を無断で引用・転載・複製利用するのはご遠慮ください。
コメントを残す