春から初夏にかけて山野や林などで白い薄ピンクがかった花を見かけます。その花の名前は「オドリコソウ」。不思議な生き物みたいな形の花とシソみたいな葉っぱが特徴でわかりやすいです。
名前の由来は、茎をぐるりと取り巻いて咲く花の様子が笠をかぶった踊り子のように見えたことから「踊子草」とつきました。白またはピンク色の花が咲きます。
シソ科なだけあって葉っぱは食用OK(若葉のみ)。
オドリコソウの花は関東から西へいくほどピンク色になります。関東周辺では白やピンクが混じったタイプの花がみられます。
おなじシソ科で「ヒメオドリコソウ」がよく似た名前なので、ヒメオドリコソウをオドリコソウと言っている場面に遭遇したことありますが、別物ですから間違えないようにしてくださいね。
こちらが「オドリコソウ」です。
どちらかというと、ヒメオドリコソウが都市部でも見られるのに対し、オドリコソウは自然が多いところで見られる感じです。
オドリコソウのデータ
花の名前 | オドリコソウ |
何科? | シソ科 |
分布 | 日本全土、中国、朝鮮半島 |
開花時期 | 4月~6月 |
備考 | ヒメオドリコソウと間違わないように |
というわけで春から初夏の花(野草)「オドリコソウ」を紹介いたしました。
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